2分でわかるアメリカ

2016/09/07米サービス業も弱かった

米供給管理協会(ISM)が6日発表した8月の非製造業総合指数は51.4となり、7月の55.5から低下しました。予想の55.0を大幅に下回りました。前月比の下落率は金融危機を受けた2008年11月以来の大きさでした。景気指数、価格指数、新規受注指数、雇用指数が揃って低下しました。

ISMが先週1日に発表した製造業景気指数は、景気の良し悪しの分かれ目となる50を割り込みました。

Reutersは、ISMの調査はGDPに直接連動しないが、それでも経済が減速していることを示している可能性があると解説しました。雇用統計が弱かったこともあり、多くのエコノミストはFRBが今月の会合で利上げを見送ると予想しているとしています。

The Wall Street Journalは、製造業に続いて経済の3分の2を占めるサービス分野の景気指数が弱く、低成長だった上半期から回復していないことを示したと報じました。FRBの9月利上げの確率がさらに低下したとしています。

Forbesは、ISMのサービス分野の景気指数は、景気縮小を示すのではなく、減速を示すものだと伝えました。

APは、サービス業の指数が予想を大幅に下回ったが、79カ月連続で50を上回ったとするエコノミストのコメントを紹介しました。

 [September 06, 2016] No 0223050

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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