2分でわかるアメリカ

2016/08/30米個人消費、4カ月連続増加

アメリカ商務省が29日発表した7月の個人消費支出は、季節調整済みで前月比0.3%増加しました。6月の0.5%増から減速しましたが、4カ月連続で増加しました。予想と一致。自動車などの耐久消費財が1.6%増と好調でした。

個人所得は0.4%増、可処分所得は0.4%増えました。貯蓄率は5.7%で、前月の5.5%から上昇しました。

FRBが重視している個人消費支出(PCE)物価指数は横ばい。変動が大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比で0.1%、前年同月比は1.6%上昇しました。

Reutersは、経済成長の加速を示す内容で、FRBの年内利上げに道を開く可能性があると伝えました。

The Wall Street Journalは、個人消費が4カ月連続で増加し、今年後半のアメリカの経済成長を引き続きけん引する可能性を示したと報じました。コアPCE物価指数がFRB目標の2%を過去4年下回っているが、継続的に上昇しているとしています。

USA Todayは、個人消費の伸びが鈍化したが、今後強い伸びを示しそうだと伝えました。エコノミストは、成長の妨げとなる要素が後退すると予想、強い個人消費と雇用増で第3四半期のGDPは3%の成長になると予想しているとしています。

 [August 29, 2016] No 0223045

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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