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2016/08/27イエレン演説、こう読む

FRBのイエレン議長は26日、アメリカのワイオミング州ジャクソンホールで開かれている年次経済シンポジウムで講演、利上げへの条件が整ってきたとの認識を示しました。

演説の中でイエレン議長は、「労働市場の底堅い動き、経済とインフレ動向の見通しを踏まえ、FF金利を引き上げる論拠が過去数カ月で強まった」と述べました。

Reutersは、具体的な利上げ時期には言及しなかったが、年内利上げの可能性を後押しする発言とみられると伝えました。

FEDウォッチャーとして知られるThe Wall Street Journalのジョン・ヒルセンラス記者は連名で、9月20日と21日に開かれるFOMCで利上げする可能性を残したと解説しました。ただ、イエレン議長は、今後2、3週間の経済指標が弱い場合は利上げを見送ることもヘッジしたとしています。

The New York Timesは、9月半ばの会合で利上げを検討することをイエレン議長が示唆したと報じました。ただ、ほとんどのアナリストは、12月利上げの方が確率が高いと考えているとしています。

The Washington Postは、継続的な労働市場の改善を背景に、利上げが近いとの信号を発したと伝えました。ただ、FRBは成長が弱いことも認識していて、イエレン議長は新たな景気後退の局面でも選択肢があるとして、量的緩和の復活や低金利の継続もありうると主張したとしています。

Financial Timesは、早ければ9月に利上げする可能性があることをイエレン議長が示唆したと報じました。そして、「9月利上げの確率が高まったが、来週の雇用統計次第だ」とするゴールドマン・サックスのエコノミストのコメントを紹介しました。


 
[August 26, 2016] No 0223044

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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