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2016/08/24トルコ中銀、年内利下げ継続か

トルコ中央銀行は23日に開いた金融政策委員会で、3つの政策金利のうち最も高水準の翌日物貸出金利を0.25%引き下げ8.5%にすることを決めました。7.25%の翌日物借入金利と7.50%の1週間物レポ金利についてはそれぞれ据え置きました。予想通りでした。

利下げは6カ月連続です。3回は0.5%の利下げ、残る3回は今回を含め0.25%の引き下げ。合計で2.25%利下げした計算です。

Reutersは、格下げ懸念があるにもかかわらず、トルコが再び利下げしたと報じました。個人消費主導の成長に期待しているエルドアン大統領が繰り返し利下げを求めていたとしています。フィッチがトルコの格付け見通しを「ネガティブ」に変更したが、ムーディーズがジャンク級(投資不適格)に格下げする可能性があると解説しました。

Bloombergは、インフレ率がさらに上昇する兆しがある中で、トルコが利下げしたと伝えました。先月のインフレ率は1%超上昇し8.79%だったとしています。エコノミストは、トルコ中銀が利下げを継続すると予想、年内に金利をあと0.50%引き下げると見ていると報じました。

Barron’sは、「トルコ中銀がインフレ圧力を過小評価しているリスクがある。外国からの資本流入も不安定だ。アメリカのFRBが利上げ方向にある中で、トルコリラが再び売り圧力にさらされる可能性がある」とするキャピタル・エコノミクスのコメントを紹介しました。


 [August 23, 2016] No 0223042

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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