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2016/08/11英国債利回り、マイナスに

10日のヨーロッパの債券市場で、一部の英国債の利回りがマイナスで取引されました。

イングランド銀行が追加緩和を決めたことをきっかけに、Gilt(ギルト)と呼ばれる英国債が積極的に買われています。残存期間が3〜4年程度の一部の英国債がマイナス金利で取引されました。

イングランド銀行は今週初めから量的緩和による国債買い入れを再開しましたが、英10年債利回りが0.541%まで低下、過去最低を記録しました。EU離脱を決めた国民投票前の利回りは1.40%でした。

イングランド銀行が9日に実施した超長期債の買い入れでは予定していた金額を購入できませんでした。

Financial Timesは、7年物以上の英国債の買い入れ額が未達になったことで、イングランド銀行の量的緩和のスキームが疑問視されていると報じました。結果として投資家が短期の英国債を買い、利回りが低下しているとしています。

The Wall Street Journalは、9日の国債買い入れ額が予定額に届かなかった問題で、イングランド銀行は未達分の5200万ポンド(約68億6400万円)について今年後半にあらためて買い入れを行う方針を明らかにしたと伝えました。8月は流動性が低いという指摘もあるが、イングランド銀行が買い入れる国債の問題もあると一部の投資家が指摘しているとしています。

Business Insiderは、景気浮揚を狙ったイングランド銀行のプログラムは問題だらけだと解説しました。

 [August 10, 2016] No 0223034

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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