2分でわかるアメリカ

2016/08/09システム・トラブルは怖い

デルタ航空の世界中の便で、欠航や大幅な遅れが出るトラブルがありました。

デルタ航空によりますと、本社があるジョージア州アトランタで停電が起きた影響で、8日午前2時半ごろ(日本時間の8日午後3時半ごろ)から搭乗手続きや出発に必要なコンピュータ・システムに不具合が生じました。この影響で300便以上が欠航、1000便以上に大幅な遅れが出ました。

システムは既に復旧していますが、8日出発の多くのデルタ便で欠航と遅れが続きそうです。

デルタ航空の年間利用者は1億8000万人。社員数は8万人以上、航空機を800機以上所有しています。規模ではアメリカ第2位です。

The Wall Street Journalによりますと、1990年代にデルタ航空はノースウエスト航空とTWAのシステムをサポート、3つの会社は2003年に投資家に売却されました。2007年にトラベルポートが買収、デルタ航空が2年前に買い戻しました。

The Washington Postは、デジタル化が進んだいま、原因がどうあれ、コンピュータ・システム障害が大規模な企業にも打撃となることを今回のトラブルがあらためて気づかせたと伝えました。

USA Todayは、3週間前にサウスウエスト航空でシステム障害があったばかりだと報じました。完全復旧に数日かかり、2300便が欠航したとしています。

[August 08, 2016] No 0223032

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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