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2016/07/26FOMC声明、米ドル押し上げる?

FRBが金融政策を決めるFOMCが26日と27日に開かれます。前回のFOMC以降に発表された経済指標はアメリカ経済が堅調に推移していることを示しています。ただ、今回のFOMCでは政策金利を据え置くとの見方が優勢。声明で、今後の金利の行方をどう示唆するかが注目されています。

CMEグループのフェドウォッチによりますと、マーケットが織り込む今週の利上げ確率は2%。前週から変わらず。9月の利上げ確率は26%、12月の利上げ確率は56%と前週からそれぞれ上昇しました。

The Wall Street Journalは、今週のFOMCが利上げを決める可能性はほとんどないとみられるが、早ければ今年9月に利上げする可能性を示唆する声明が発表されそうだと報じました。タカ派的な声明は、米国債利回りよりも、米ドル相場を押し上げると予想されるとしています。世界の中央銀行が緩和方向に傾く中、金利水準が高い国に資金が流入、結果として利回りが低下することになると解説しました。

APは、FRBがFOMC声明の中で、雇用の拡大に言及するのと同時に、Brexit(イギリスのEU離脱)にからむ不透明感があるとの認識を示すと予想され、利上げは見送られるだろうと伝えました。年末まで利上げがないとの予想が多いが、エコノミストの一部は9月利上げを予想しているとしています。

Bloombergは、今週のFOMCが利上げを見送るとみられ、利上げに関するタイミングについてマーケットが見通せないでいるとした上で、イエレン議長は、ジャクソン・ホールで8月26日に予定されている演説でマーケットとのギャップを埋める必要があるとするコラムを掲載しました。

[July 25, 2016] No 0223022

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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