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2016/07/14生前退位の意向、欧米はこう伝えた

天皇陛下が生前退位の意向を示されていると日本の主要メディアが伝えました。政府関係者の話を報じたものです。少なくとも1年前から、退位の意向を周囲に示されていたとしています。宮内庁が否定しているとの報道もあります。

皇位継承について規定する皇室典範には、生前退位について定めがないことから、実現するためには法改正が必要になります。

生前退位の意向は、欧米メディアも驚きを持って伝えました。

Bloombergは、日本人の絆の象徴である天皇陛下が生前退位の意向を示されたと伝えました。

The New York Timesは、過去200年で初めて日本の天皇陛下が生前退位の意向を示したと報じました。戦後の天皇は完全に象徴的な存在だが、日本人の多くが尊敬しているとしています。安倍首相が率いる与党連合が参院選で憲法改正の発議に必要な3分の2の議席を確保した3日後に、生前退位の意向が明らかになったと伝えました。

The Wall Street Journalは、明治時代の1868年以降で天皇が生前退位した例はないが、2013年には日本の皇室と親しいオランダのベアトリクス女王が生前退位、国家元首の座を長男に渡したと解説しました。

Financial Timesは、生涯年齢が伸び超高齢まで生きることになり、生前退位の理由になっていると、オランダのベアトリクス女王やローマ教皇のベネディクト16世の退位の例をあげました。

 [July 13, 2016] No 0223014

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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