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2016/07/12英メイ首相誕生へ、どうなるBrexit

イギリスのテリーザ・メイ内相が13日夜(日本時間14日未明)に新しい首相に就任することが固まりました。故マーガレット・サッチャー氏以来、イギリスで2人目の女性首相となります。

イギリス与党・保守党の党首選で、最終決戦に残った2人の候補のうちレッドソムエネルギー閣外相が予想外に撤退を決め、無投票で当選しました。予定より2ヵ月近く早く決まりました。これを受け、キャメロン首相が、13日夜にメイ氏が次期首相に就任するとの見通しを明らかにしました。

メイ新首相は、国民投票で決まったEUからの離脱に向けた舵取りを担うことになります。メイ氏は議会前で、Brexit(イギリスのEU離脱)を成功に導くと決意を表明しました。

Financial Timesは、メイ内相は国民投票で残留を支持したが、いまは離脱を主導する必要があると報じました。公共事業の見直し、税回避の企業買収の監視強化に取り組むほか、これまでの発言から、企業幹部の高額報酬、ロンドンとほかの地域との格差の問題などの是正に動くと見られるとしています。

Telegraphは、国民投票が実施された先月23日以来でメイ新首相の誕生がブリュッセル(EU本部)にとって最高に良いニュースになったと伝えました。投票で残留を支持したメイ氏は穏やかなタイプで、ハード・ネゴシエーターのレッドソム氏より交渉がしやすいとしています。

The Wall Street Journalは、メイ新首相の就任が確実になったことで、国民投票後の不確実性に終止符が打たれると報じました。

The Washington Postは、予想外の流れで新首相になることが決まったメイ氏は、EUからの離脱を急ぐよう圧力がかけられそうだと解説しました。


 [July 11, 2016] No 0223012

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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