2分でわかるアメリカ

2016/06/02米自動車販売ブームに陰り

ここ数年、ブームになっていたアメリカの新車販売に陰りが出ています。

GMが1日発表した5月の新車販売台数は同年同月比で18%減少しました。調査会社エドムンズは13.1%減、トルーカーが8%減を予想していました。フォードは、ピックアップ・トラックのFシリーズが好調でしたが、全体では5.9%減少しました。

トヨタの新車販売台数は9.6%減少、業界の予想より減少幅が大きめでした。日産は2.9%減、フォルクスワーゲンは17%減少しました。

一方、クライスラーは、ジープ・ブランドが好調で、1%増加しました。

USA Todayは、熊本地震で一部の部品が不足したことも販売に影響したとGMが話していると報じました。

Reutersは、アメリカの新車販売は記録的なペースで推移しているが、セダンの需要が弱く、5月はマイナスに転じたと伝えました。営業日が前年と比べ2日少ないことも影響したとしています。

The Wall Street Journalは、今年の年間新車販売台数が1730万台に達し、前年比で微減になるとアナリストが予想しているが、一部の有力なディーラーは、好調だった過去数年の反動で需要が軟調になっていると懸念していると報じました。

Bloombergは、失業率、金利、ガソリン価格が低く、消費者信頼感指数と住宅販売の高水準が続く必要がある、とフォードの販売責任者がコメントしたと伝えました。

[June 01, 2016] No 0222986

※当レポートは、情報提供を目的としたものであり、特定の商品の推奨あるいは特定の取引の勧誘を目的としたものではありません。

※当レポートに記載する相場見通しや売買戦略は、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析などを用いた執筆者個人の判断に基づくものであり、予告なく変更になる場合があります。また、相場の行方を保証するものではありません。お取引はご自身で判断いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.10.20 更新中国当局、投資家の懸念緩和に協調行動中国政府の統計局が19日発表した2018年第3四半期(7−9月)のGDPは前年同月比で6.5%増加しました。エコノミストのコンセンサス予想は6.6%で、それを下…
  • 2018.10.19 更新中国批判強めた為替報告書、日本を引き続き監視アメリカ財務省は17日、主要な貿易相手国、地域の通貨政策を分析した「為替報告書」を発表しました。半期に一度のペースで議会に提出するもので、今回の報告書は4月に続…
  • 2018.10.18 更新注目のFOMC議事録、こう読む※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(15日更新)はこちら(マイページへログイン)FRBが9月25日と26日に開いた前回会合(FOMC)の議事…
  • 2018.10.17 更新失業者数を上回った求人※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(15日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカ労働省が16日発表した雇用動態調査(JOLTS)によ…
  • 2018.10.16 更新米株式相場はどこへ向かう※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(15日更新)はこちら(マイページへログイン)長期金利の突然の上昇、米中貿易摩擦の激化への懸念、企業の業績…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを知る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ