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2016/05/20NY連銀総裁も「6月利上げ」に言及

ニューヨーク連銀のウィリアム・ダドリー総裁は19日、6月か7月に開かれるFOMCで利上げが決められる可能性があるとの考えを示しました。ニューヨークでの記者へのブリーフィングで述べたものです。

ダドリー総裁はこの中で、経済統計の内容次第としながらも、6月の会合で行動を起こす可能性が確実にあるとの見方を示しました。ただ、EU離脱の是非を問うイギリスの国民投票の前後にマーケットが混乱する可能性があり、そのことが、もう少し時間をかけて見極めるべきとする主な要因になっていると説明しました。

18日に公表された前回のFOMCの議事要旨は、6月利上げの可能性を示唆するタカ派的な内容でした。

The Wall Street Journalは、ニューヨーク連銀のダドリー総裁を含めたFRBのコアメンバーは通常、政策の見通しには口を閉ざすが、この日は「6月利上げの可能性」を示唆したと報じました。ただ、イギリスの国民投票についての対応の難しさに言及したとしています。

Financial Timesは、ダドリー総裁を含めたFRB幹部が最近トーンを変え、6月利上げの可能性があることを相次いで示唆したと伝えました。ただ、6月14−15日のFOMCで本当に利上げに踏み切るかどうかはまだ明確ではなとしています。

CNBCは、前日のFOMC議事要旨に加えてダドリー総裁が6月利上げの可能性に言及したことを受け、ニューヨーク株式市場では利上げ懸念で売りが増えたと報じました。

Reutersは、CMEグループのフェドウォッチによると、FF金利先物市場が織り込む6月利上げの確率は、前日のFOMC議事要旨公表後は34%まで上昇したが、この日のダドリー総裁の発言を受けて26%に低下したと伝えました。

[May 19, 2016] No 0222978

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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