2分でわかるアメリカ

2016/05/18米CPI、3年ぶりの伸び

アメリカ労働省が17日発表した4月の消費者物価指数(CPI)が、3年ぶりの大幅な伸びを記録しました。

前月比で0.4%上昇、前年同月比で1.1%伸びました。ガソリンと住宅の賃貸料が大幅に上昇したことが影響しました。医療費と食料品の価格も上昇しました。変動が激しい食料品とエネルギーを除いたコア指数は前月比で0.2%、前年比で2.1%上昇しました。

Reutersは、FRBの年後半での利上げの根拠となりうる堅調な統計だと伝えました。

The Wall Street Journalは、原油安がインフレ率を抑える効果が薄らいできたことを示す統計だったと報じました。FRBはインフレ率が堅調に上昇に向かうか注視しているとした上で、民間のエコノミストの間で、利上げ時期が6月半ばか、7月終わりか、それとも9月中旬かで見方が分かれているとしています。

Barron’sは、インフレ率が予想を上回ったが、物価押し上げ圧力が非常に強いわけではないと伝えました。

USA Todayは、ガソリンや航空運賃が大幅に上昇したが、洋服や新車、中古車の価格が低下し、相殺したと解説しました。一部のエコノミストは、今年後半にインフレ率の上昇の勢いが増すと予想しているとしています。

[May 17, 2016] No 0222976

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

  • 2018.09.19 更新「米中貿易戦争は20年続く」※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちら(マイページへログイン)トランプ大統領は17日に2000億米ドル規模の対中追加関税を…
  • 2018.09.18 更新中国が反撃へ?トランプ主導の貿易戦争※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(18日更新)はこちら(マイページへログイン)トランプ政権は17日、中国に対する制裁関税を24日に発動する…
  • 2018.09.15 更新また造反、トランプ大統領の政治リスク※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(10日更新)はこちら(マイページへログイン)ロシア疑惑をめぐり、2016年のアメリカ大統領選でトランプ陣…
  • 2018.09.14 更新トルコ中銀、エルドアン大統領に挑む※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(10日更新)はこちら(マイページへログイン)トルコの中央銀行が13日、金融政策を決める定例会合で、主要な…
  • 2018.09.13 更新米所得が最高水準、格差広がる※今週の相場がまるわかり『Weekly投資戦略ガイド』(10日更新)はこちら(マイページへログイン)アメリカ国勢調査局は12日、中間層の一般的な所得水準を示す世…

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを知る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ