2分でわかるアメリカ

2016/05/14予想外に強かった米小売売上高

アメリカ商務省が13日発表した4月の小売売上高は、前月比で1.3%増えました。去年3月以来、1年1カ月ぶりの大きな伸び。予想の0.8%増を上回りました。

自動車をはじめ幅広い項目で販売が増えました。自動車、ガソリン、建材、食品サービスを除いたコア売上高は0.9%増でした。これも予想(0.3%増)を上回りました。3月の統計は、0.4%減から0.3%減に修正されました。

Reutersは、第1四半期にほぼ失速状態にあったアメリカ経済が勢いを取り戻しつつあることを示唆したと伝えました。

USA Todayは、ガソリン安で浮いたお金が借金の返済に回っていたが、暖かい気候になった4月に消費者がようやくモノを買いはじめたと解説しました。

The Wall Street Journalは、アメリカの小売店とレストランの売上高が過去1年で最も早いペースで増えたと詳しく報じました。エコミストの1人は、第2四半期が3%成長になる可能性があると見ているとしています。ただ、FRBは依然として状況を慎重に見守るとの見方があると伝えました。

Financial Timesは、個人消費は最近の経済成長のエンジンであり、経済で最重要の1つだとした上で、FRBが年内の追加利上げを検討しているタイミングで強い統計が発表されたと報じました。

 

[May 13, 2016] No 0222974

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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