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2016/05/03ビットコインの「サトシ・ナカモト」は豪起業家?

ブロックチェーンを使ったインターネット上の仮想通貨「ビットコイン」は、「サトシ・ナカモト」という人物が書いた論文がもとになったとされています。名前から日本人、もしくは日系人ではないかと見られていて、実際に同性同名の男性が過去に名乗り出ています。ただ、100%の確証はなく、大きな謎になっていました。

イギリスのBBCとThe Economist、そしてGQ誌は2日、ほぼ同時に、オーストラリアの起業家クレイグ・ライト氏が、自分がビットコインの考案者だと名乗り出たと伝えました。名乗り出た理由について、去年末にWired and Gizmodoに自分の名前が報道されて以降、しつこい取材を受けたことだとしています。「ナカモト」という名前は、江戸時代の日本の学者の名前にあやかったとしています。

Financial Timesは、ライト氏の主張が事実であれば、何年も続いた謎が解決することになるが、公に確認も否定もされていないと報じました.報道後、シドニーのノースショアにあるライト氏の自宅と事務所をオーストラリアの税当局が捜索したとしています。近所の人は、ライト氏と家族は既にロンドンに引っ越したと話していると伝えました。

The Wall Street Journalは、オーストラリア人のコンピュータ学者で起業家のクレイグ・ライト氏がビットコインの考案者だと名乗り出たが、確認を取るのは難しいと報じました。自らのブログで、ライト氏が「ナカモト」との関連性を示したが、署名認証の技術を列挙したに過ぎないとしています。

The New York Timesは、ビットコインのネットワークをどう広げるかで見解が分かれ、行き詰まっている中で、考案者だと名乗る人物が現れたと伝えました。2009年に登場したビットコインの考案者とされる「サトシ・ナカモト」はネット上でしか連絡が取れなかったが、2011年から音信不通になっていたとしています。

[May 02, 2016] No 0222965

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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