2分でわかるアメリカ

2016/04/21トランプ氏・クリントン氏のBIG WIN

今年11月8日に実施されるアメリカの大統領選に向け、大票田で重要な州の一つ、ニューヨーク州の予備選挙が19日実施されました。

民主党の候補者選びでは、ヒラリー・クリントン前国務長官が63.4%の票を獲得。バーニー・サンダース上院議員は36.6%に留まりました。地元対決はクリントン氏の大勝利でした。

一方、共和党は、不動産王のドナルド・トランプ氏が64.3%を獲得、オハイオ州のジョン・ケーシック知事(22.0%)とテッド・クルーズ上院議員(13.7%)を大きく引き離しました。ニューヨーク出身のトランプ氏が大勝利したことを受け、マンハッタンのエンパイア・ステート・ビルが「トランプ・レッド」の照明で飾られました。

次の山場は1週間後の26日。ペンシルベニアなど5つの州の予備選が実施される「スーパーチューズデー」です

The New York Timesは、トランプ氏とクリントン氏の勢いが増し、共和党のクルーズ候補と民主党のサンダース候補の勢いが大きく後退したと報じました。

The Washington Postは、ニューヨーク州予備選の前に知名度が低いサンダース氏に追い上げられたとして、クリントン氏は予備選で大勝したが、イメージが大きく傷ついたと伝えました。

The Wall Street Journalは、共和党と民主党の候補者選びのフロント・ランナーが勢いを再び取り戻した結果になったと報じました。ただ、まだ指名が確実になったわけではなく、次の5州の予備選が重要だとしています。

ところで、Fortuneは最新号でトランプ氏のインタビューを掲載しました。この中でトランプ氏は、大統領に選ばれた場合、FRBの議長を交代させる考えに傾いていると述べました。


[April 20, 2016] No 0222957

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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