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2016/04/06FRBの追加利上げ、ある?

FRBがいつ追加利上げに踏み切るのか。年内に何回利上げするか。もしくは、本当に利上げするのか。FRBの金融政策の方向をめぐる思惑がマーケットに影響しています。

先月のFOMC以降、FRB幹部の利上げに前向きな発言が相次ぎました。しかし、FRBのイエレン議長は先週、早期の利上げに慎重な姿勢を示しました。一方、シカゴ地区連銀のエバンス総裁は5日、経済見通しの下振れリスクを指摘、年内の利上げは2回にすべきとの考えを示しました。

The Wall Street Journalは、FRBがいつ、あるいは本当に追加利上げに踏み切るかが、いま問題になっていると報じました。ECBと日銀が積極的な緩和策を続ける中、FRBが利上げすれば、他の中銀との政策乖離が拡大し、ドル相場の一段高を引き起こしかねないとしています。

Financial Timesは、イエレン議長が慎重なのは、政策余地が限られているからだと解説しました。政策金利はゼロに近く、新たな量的緩和も効果に疑問があるとしています。FRBはタカ派的な措置を講じ、米ドル相場を押し上げることを避けるだろうと伝えました。

CNBCは、雇用が堅調だが、ネイルサロンなどの仕事が増えているだけで、年内に追加利上げするほどアメリカ経済が強くないとするスタンダード・チャータードのリサーチ担当者のコメントを紹介しました。アメリカの大統領選が年内にあることも、FRBが金利を据え置く要因になるとしています。



[April 05, 2016] No 0222946

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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