2分でわかるアメリカ

2016/04/01女子サッカー選手「報酬が低すぎる」

2015年女子サッカー・ワールドカップで優勝したアメリカ代表の人気ストライカーであるアレックス・モーガン選手やゴールキーパーのホープ・ソロ選手ら5人の選手が31日、雇用機会均等委員会に報酬格差を訴えました。男子のアメリカ代表と比べ、報酬が大幅に少ないとの訴えです。

女子サッカーのアメリカ代表は、ワールドカップで3回、オリンピックで4回優勝している世界最強のチーム。訴えた5人のうち、アレックス・モーガン選手は「美人すぎる」としばしばメディアに取り上げられます。FIFAは去年、モーガン選手の美貌を紹介、その対応が「性差別だ」と猛烈な批判にさらされたことがありました。今度は報酬の話。相手はアメリカ・サッカー協会です。

USA Todayは、有名な女子サッカーのアメリカ代表の5人が非常に強いメッセージを発したと伝えました。

The Wall Street Journalは、女子サッカーの選手の報酬は男子のアメリカ代表の38%しかないと訴えていると報じました。去年の夏、日本の女子代表を破って優勝したワールカップを2600万人がテレビ観戦、アメリカ史上、最も視聴率が高いサッカーのテレビ中継だったとしています。

The New York Timesは、勝敗抜きで行われるエキシビジョン・ゲームの場合、女子サッカー選手一人当たり3600ドル(約40万3200円)支払われるのに対し、男子選手は5000ドル(約56万円)と高いと伝えました。また、年間20試合の全てに勝利した場合、女子の一人当たりの報酬は9万9000ドル(1108万円)であるのに対し、男子選手は26万3320ドル(約2949万円)と大幅に高いとしています。



 [March 31, 2016] No 0222943

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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