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2019/04/16 マーケット: カナダドル下落、トルコリラ軟調

「ポンド堅調」

15日の欧米の外国為替マーケットでは、カナダドルの下げが目立ちました。

カナダの中央銀行が公表した第1四半期の企業景況感が2016年第3四半期以来のマイナスになったことが影響しました。発表を受け、カナダドルが対米ドルで急落。対円相場は1カナダドル=84円20銭台から83円70銭台にカナダドル安が一気に進みました。原油安もカナダドル相場を圧迫しました。

カナダドルと比較されることが多い資源国通貨の豪ドルとNZドルは小動きでした。

米ドルは対円でほぼ横ばい。1米ドル=112円ちょうど近辺の狭いレンジで推移しました。米10年国債の利回りが低下しましたが、影響が限定的でした。

日銀の黒田総裁が、CNBCのインタビューで、必要なら一段の緩和の余地があるとの認識を示しました。現時点では必要ないと考えているとしています。

OECDが15日公表した対日経済審査報告書は、日本の消費税を最大26%まで引き上げる必要があると指摘しました。

ユーロは小幅高。ドイツ10年国債利回りはほぼ横ばい。ギリシャ政府がIMF融資を早期返済する意向を示したことで、ギリシャ10年国債利回りが過去最低水準に近づきました。

英ポンドは小幅高でした。メイ政権のハモンド外相が、政府と野党労働党のEU離脱をめぐる協議について、人々が考えるより建設的だとBBCに語りました。

トルコリラは軟調でした。クロス取引の対円相場は1トルコリラ=19円20銭台に下落しました。トルコの1月の失業率が14.7%に上昇、予想以上に悪化しました。S&Pグローバルは、アルバイラク財務相が先週発表した経済再生計画について、トルコリラの信頼を回復させるには不十分だとの見解を示しました。

南アフリカランドは小動きでした。対円相場は1ランド=8円ちょうど近辺で推移しました。

「ダウ、小幅反落」

15日のヨーロッパの株式相場は小幅高でした。ヨーロッパ17カ国の上位600社で構成されるSTOXX600は0.15%上昇。DAXは0.17%上昇しました。FTSEはほぼ横ばいでした。

ニューヨーク株式相場は小幅反落しました。弱い決算を発表したゴールドマンサックスが大幅安で、指数を押し下げました。ダウは約28 ポイント安。S&P500とナスダックも小幅安でした。

ニューヨーク原油相場(WTI)は下落。終値は0.77%安の63米ドル40セント。金先物相場は0.30%安の1291米ドルでした。

*NY時間15日 午後4時、東京の16日午前5時時点の状況です。
 [APRIL 15, 2019] No 031844130

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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