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2018/11/09マーケット: 米ドル反発、トルコリラ安い

「欧州通貨軟調」

8日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが反発しました。

中間選挙後に米ドルは一時弱含みましたが、投資家の関心はFRBの金融政策に移りました。FRBは会合(FOMC)で政策金利を据え置きましたが、次回12月の会合で追加利上げすると幅広く予想されています。FRBが利上げを継続するとの見方が米ドル相場にポジティブに影響したようです。

米ドルは対円で114円ちょうど近辺に上昇しました。米10年債利回りは小幅上昇しました。

ヨーロッパの通貨は軟調でした。ユーロは対米ドルで反落。対円で小幅安でした。

英ポンドも対米ドル、対円で下落しました。離脱交渉が最終局面を迎える中、イギリスのメイ首相はNATO主催の夕食会で3人のEU首脳と会い、9日にはフランスのマクロン大統領と会談する予定。メイ首相が次の日曜日に閣議を招集したとの報道もありました。

トルコリラは対米ドルで約1.8%安、対円相場も大幅安でした。ムーディーズは、来年前半にトルコは景気後退入りするとの見通しを示しました。通貨安、金利上昇がトルコ経済にとって打撃になると予想しました。一方、トルコのアルバイラク財務相は、15年ぶりの高水準となったインフレ率を抑制するため、決意を持って対応すると述べました。

前日に上昇した南アフリカランドは反落しました。

原油価格が9日連続で下落したことを受け、カナダドルが軟調でした。豪ドルとNZドルは対米ドルで軟調、対円でほぼ横ばいでした。

「NY株まちまち」

8日のヨーロッパの株式相場はまちまち。FRBの会合結果を控え様子見ムードが強まりました。DAXは51ポイント安。FTSEは23ポイント上げました。

ニューヨーク株式相場もまちまち。FRBが声明で緩やかな利上げを継続する方針を示したことが少し影響しました。ダウは小幅ながら続伸しましたが、S&P500とナスダックは下げて取引を終えました。

ニューヨーク原油(WTI)相場は1.67%安の60米ドル67セント。金相場は0.29%安の1225米ドルでした。

NY時間08日 午後4時、東京時間09日午前6時時点の状況です。


[November 08, 2018] No 031844023

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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