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2018/05/18マーケット: 投機筋ユーロ調整、新興国通貨安い

「米ドル堅調」


17日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが堅調でした。


米10年債利回りが上昇する一方で、米2年債利回りが低下しました。いわゆるスティープニング(スティープ化)が進んだことが米ドルを支えました。


フィラデルフィア地区連銀の景気指数は市場予想を大幅に上回りました。ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、失業率が低下しているのに賃金が伸びないことは「難問」だとの認識を示しました。


米ドルは対円で110円台後半に上昇しました。米10年債利回りが一時3.12%に上昇、素直に反応しました。


ユーロは対米ドルで小幅続落。ヘッジファンドなどの投機筋が積み上げたユーロのロング(買い)ポジションを調整する動きが加速していると指摘されました。ユーロは対円では堅調でした。イタリアのポピュリズム政党の「五つ星運動」と極右政党「同盟」は17日、政策で基本合意しました。反体制派の連立政権が誕生する方向です。


英ポンドは堅調。対米ドル、対円で高く推移しました。


カナダドルは続伸。豪ドルとNZドルは、それぞれ対米ドルで軟調、対円で堅調でした。


米国債利回りの上昇を受け、新興国通貨は軒並み売られました。南アフリカランドの対円相場は下落しました。


トルコリラは対米ドルで1%超下げました。対円相場も大幅安でした。エルドアン大統領は中央銀行のチェティンカヤ総裁と会い、通貨安について協議しました。詳細は明らかではありません。エルドアン大統領は今週初め、選挙に勝利すれば、金融政策に深く関与すると述べています。


「NY株、小幅反落」


17日のヨーロッパの株式相場は上昇しました。強めの決算発表が相次ぎました。FTSEは53ポイント高。DAXは118ポイント上げました。


ニューヨーク株式相場は小幅ながら反落しました。トランプ大統領が、貿易をめぐる中国との協議は失敗に終わるかもしれないと述べたことを受け、後半の取引で下げに転じました。


ニューヨーク原油相場は横ばい。終値は71米ドル49セントでした。金相場は0.16%安の1289米ドルで取引を終えました。
NY時間17日 午後4時、東京時間18日午前5時時点の状況です。


 [May 17, 2018]  No 031843901

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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