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2018/04/12マーケット: 米ドル軟調、トルコリラ連日の最安値

「円反発」


11日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが軟調でした。


シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとされる問題に関して、アメリカのトランプ政権が英仏と協力して軍事攻撃する可能性が高くなったことで、リスク回避ムードが強まりました。


アメリカの3月の消費者物価指数はほぼ市場予想通り。


米ドルは対円で下落しました。ニューヨーク株式相場が反落、米国債利回りが低下したことが米ドル売りにつながりました。


ユーロは対米ドルで小幅高。対円で反落しました。


英ポンドも対円で軟調でした。イギリスの2月の貿易赤字額は市場予想より低水準。2月の鉱工業生産指数は予想に届きませんでした。イングランド銀行の5月利上げは確実視されています。カーニー総裁は12日講演を予定しています。


トルコリラは3日連続で最安値を更新しました。対米ドルで一時4.19台まで、対ユーロで一時5.19まで売られました。クロス取引の対円相場も下落、一時25.40円台まで下げました。エルドアン大統領が利下げを求める政治圧力を強め、中央銀行は通貨防衛に動けないとの懸念がトルコリラ売りを誘導。シリア情勢の不透明感が重石になりました。トルコの2月の経常赤字は予想ほど拡大しませんでしたが、反応薄でした。


南アフリカランドは対円で続伸しました。


資源国通貨はまちまち。カナダドルは対米ドルで上昇、対円で軟調でした。豪ドルとNZドルは対米ドルでほぼ横ばい、対円で反落しました。


「ダウ反落」


11日のヨーロッパの株式相場は反落。シリア情勢の緊張で心理が冷え込みました。DAXは103ポイント安。FTSEは9ポイント下げました。


ニューヨーク株式相場も反落しました。終盤に下げ幅が拡大しました。金融株が安い一方で、エネルギー株は堅調でした。


 ニューヨーク原油(WTI)相場は2%高の66米ドル82セント。金相場の終値は1.05%高の1360米ドルでした。


NY時間11日 午後4時、東京時間12日午前5時時点の状況です。


 [April 11, 2018]  No 031843878


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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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