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2018/04/11マーケット: 円軟調、トルコリラ売り止まらず

「資源国通貨高い」


10日の外国為替マーケットでは、円が幅広く売られました。


中国の習近平国家主席が中国の市場開放計画を明らかにしたことでリスク選好ムードが強まりました。安全資産とされる円やスイスフランが軟調でした。


米ドルは対円で上昇しました。ニューヨーク株式相場が大幅続伸、米国債利回りが大幅に上昇したことも米ドル買い円売りを誘いました。円は対主要通貨で軒並み売られました。


ユーロは対米ドルで堅調。対円で高く取引されました。ECB理事会のメンバーで、オーストリア中銀のノボトニー総裁は、ロイターのインタビューで、債券購入プログラムは年内に終了するとの見通しを明らかにしました。また、中銀預金金利をマイナス0.4% からマイナス0.2%へ引き上げる可能性があると述べました。


英ポンドは対米ドルで小幅高。対円では一時152円台まで買われました。


トルコリラは対米ドルで急落、一時4.13まで売られ安値を再び更新しました。対ユーロでも5.11台に急落、安値をつけました。クロス取引の対円相場も大幅安、一時25.80円台まで売られました。トルコ経済が過熱していると指摘される中、エルドアン大統領が追加的な経済刺激策を発表したことが影響しました。資本流出が加速するとの懸念が拡大、トルコリラ売りに寄与しました。11日発表のトルコの経常収支が注目されています。経常赤字が予想以上に拡大すればネガティブに影響すると予想されています。


南アフリカランドは反発しました。


資源国通貨は全面高でした。原油価格が上昇、カナダドルが高く取引されました。中国の習近平主席の演説を好感、豪ドルとNZドルが対米ドル、対円で上昇しました。


「ダウ高い、原油大幅高」


10日のヨーロッパの株式相場は大幅高でした。中国の習近平国家主席の演説を受け、幅広い銘柄が買われました。FTSEは72ポイント高。DAXは135ポイント上昇しました。


ニューヨーク株式相場も大幅続伸。ヨーロッパの株高を引き継ぎました。個別には、創業者のマーク・ザッカーバーグ氏が議会証言したフェイスブックが大幅高。合併交渉を再開したと報じられたTモバイルとスプリントがそれぞれ急伸しました。


ニューヨーク原油(WTI)相場は3.30%高の65米ドル51セント。金相場は0.43%高の1345米ドルでした。


NY時間10日 午後4時、東京時間11日午前5時時点の状況です。


 [April 10, 2018]  No 031843877

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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