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2018/03/15マーケット: リスク回避で円買い、ユーロ軟調

「豪ドル堅調」


14日の欧米の外国為替マーケットでは、円が高く取引されました。リスク回避ムードがやや強まり、安全資産へ逃避する動きが広がりました。


米中の貿易摩擦への懸念、アメリカの2月の小売売上高が前月比で予想外にマイナスとなったことが影響しました。
トランプ大統領が、国家経済会議の次期委員長にCNBCのコメンテーターのラリー・クドロー氏を起用することを決めたと報じられました。保守系で、対中強硬派です。


米ドルは対円で下落。一時106円ちょうど近くまで米ドルが売られました。米国債利回りは低下しました。


ユーロは軟調。対米ドル、対円で値を下げました。ECBのドラギ総裁の演説がハト派的だったことがユーロ売りを誘いました。


英ポンドは対米ドルで小幅高。対円では小幅安でした。


トルコリラは対米ドルでほぼ横ばい。対円で続落しました。南アフリカランドの対円相場は横ばいでした。


資源国通貨は比較的堅調に推移しました。カナダドルは対米ドルで上昇、対円では軟調でした。


豪ドルは対米ドルで上昇、対円で小幅高。NABの企業景況感指数は1997年の統計開始以来で最高水準を記録しました。NZドルは対米ドルで堅調でしたが、対円ではやや軟調でした。


「ダウ、続落」


14日のヨーロッパの株式相場はまちまち。DAXは16ポイント高、FTSEは6ポイント安でした。


ニューヨーク株式相場は下落しました。米中貿易摩擦への懸念でボーイングが売られた影響が大きく、ダウは200ポイント超下げました。終盤に下げ幅が拡大しました。恐怖指数であるVIXが上昇、心理が悪化しました。


ニューヨーク原油相場(WTI)は0.41%高の60米ドル96セント。金相場は0.11%安の1325米ドルでした。


NY時間14日 午後4時、東京時間15日午前5時時点の状況です。


 [March 14, 2018]  No 031843858

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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