2分でわかるアメリカ

2018/03/01マーケット: 米ドル高・円高、株崩れる

「ポンド安い」


28日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが続伸しました。ただ、対円では売られ、米ドル高・円高の展開でした。


FRBのパウエル議長の前日の議会証言を受け、利上げペースは予想より速くなるとの観測が強まりました。これを材料にした米ドル買いが継続しました。ただ、前日に上昇した米10年債の利回りは低下しました。米2年債は小動きでした。


ユーロは対米ドルで続落。対円でも下落しました。4日のイタリア総選挙に関して神経質になっています。


英ポンドは安く取引されました。対円で146円台後半まで売られました。EU離脱交渉の先行き不透明感が影響しました。


米ドルは、対円で安く推移しました。月末という季節要因が影響した可能性があります。日本の投資家が、米国債を含め外貨建て資産を売る動きが続いていることが円高圧力になっているとの指摘があります。


トルコリラは対米ドルで上昇しましたが、対円では下落しました。南アフリカランドは対円で大幅安でした。


カナダドルは続落。原油安が影響、対円で83円台前半に下げました。


豪ドルとNZドルは対米ドルで小幅続落。対円で安く取引されました。


「ダウ、大幅続落」


28日のヨーロッパの株式相場は下落しました。DAXは54ポイント安。FTSEは50ポイント下げました。


ニューヨーク株式相場は大幅に続落しました。恐怖指数であるVIXが上昇、心理が悪化しました。ダウは一時166ポイント上げましたが、終盤に崩れました。380ポイント安。1日の振れ幅は546ポイントで、依然として不安定であることを示しました。GEやキャタピラーが大幅に下落、ダウ指数を押し下げました。S&P500とナスダックも下げに転じました。


ニューヨーク原油相場(WTI)は2.17%安の61米ドル64セント。金相場は0.05%安の1317米ドルでした。


NY時間28日 午後4時、東京時間01日午前6時時点の状況です。


 [February 28, 2018]  No 031843848

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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