2分でわかるアメリカ

2018/02/28マーケット: 米ドルに幅広い買い、高金利通貨安い

27日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが幅広く買われました。

FRBのパウエル議長の初めての議会証言がタカ派的、楽観的なトーンだったことを受け、米2年債と米10年債の利回りが大幅に上昇しました。

一方、イエレン前議長は、ワシントンのイベントで、2%のインフレ目標を変更することには懐疑的だと述べました。

アメリカの1月の耐久財受注は弱めでしたが、コンファレンスボードの消費者信頼感指数は予想を上回りました。

米ドルは対円で上昇。一時107円台70銭近辺まで米ドルが買われました。

ユーロは対米ドルで下落。対円でも軟調でした。週末のイタリアの選挙、大詰めを迎えたドイツの連立協議が注目されています。

英ポンドも対米ドルで下落。対円ではほぼ横ばいでした。

米国債利回りの上昇を受け、金利水準が高い新興国通貨が売られました。トルコリラは対円で下落。南アフリカランドも安く取引されました。

カナダドルの対円相場は小幅安でした。

豪ドルとNZドルも米国債利回りの上昇に敏感に反応しました。アメリカとの利回り格差がほとんどなくなり、投資妙味が薄れました。それぞれ対米ドル、対円で売られました。

「ダウ、反落」

27日のヨーロッパの株式相場は小幅安でした。DAXは36ポイント安。FTSEは7ポイント下げました。

ニューヨーク株式相場は反落。パウエル議長の証言を受けた米国債利回りの上昇を嫌気しました。終盤に下げ幅が拡大、この日の安値で取引を終えました。

ニューヨーク原油相場(WTI)は1.41%安の63米ドル01セント。金相場は1.07%安の1318米ドルでした。

NY時間27日午後4時、東京時間28日午前6時時点の状況です。

 [February 27, 2018]  No 031843847

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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