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2018/02/24マーケット: 来週、米ドル/円どこへ向かう

「米ドルまちまち」

23日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルがまちまちでした。

米ドルは対円で小幅安でした。米10年債利回りが低下。米2年債は小動きでした。

ユーロは対米ドルでやや軟調。対円で小幅安でした。ドイツの連立政権をめぐる重要局面を迎え、積極的な取引が控えられました。

英ポンドは小動きでした。

トルコリラの対円相場は小幅安。南アフリカランドは対円で上昇しました。

豪ドルとNZドルは目立って下げました。アメリカとの利回り格差が縮小、もしくは逆転方向にある中で、対米ドルで下落。対円でも安く取引されました。

カナダドルは上昇しました。カナダの消費者物価指数が予想を上回ったことが材料になりました。

「パウエル議長に注目」

来週の外国為替マーケットでは、FRBのパウエル議長の議会証言が最大の材料で、注目されています。証言は27日に予定されています。FRBがそれに先立ち、半期に一度の金融政策報告を23日に発表しました。堅調な景気が段階的な追加利上げを正当化しているとの認識を示しました。

来週発表されるアメリカの経済指標では、1日のPCEデフレーターとISM製造業景況指数が材料になる可能性があります。

ロイタージャパンは、来週の米ドル/円相場について気迷い相場となりそうだと伝えました。パウエル議長の証言を受け、アメリカの金利と株価がどう動くか見極めようとしている向きが多いとしています。レンジは、米ドル/円が105円50銭〜108円50銭、ユーロ/米ドルは1.2200米ドル 〜1.2450米ドルと予想しました。

BKアセットマネージメントのストラテジストは、パウエル議長の証言が米ドル相場に大きく影響しそうだとコメントしました。パウエル議長が最近の相場変動を楽観視、成長やインフレ上昇に強気、もしくは利上げ回数に言及した場合、米ドルとリスク通貨が買われるだろうとしています。

スコシアバンクは、円相場について、金利格差の拡大やリスク選好ムードに耐久力がついたようだと指摘しました。ユーロ/円が200日移動平均を割って円高ユーロ安が進むか注目だとしています。

今週後半は、豪ドルとNZドルの下げが目立ちました。来週も、米国債利回りと米ドル相場の動向に左右される展開が予想されます。

中国の春節休暇が終わり、来週のアジア市場は売買高が増える可能性があります。月末を控えた動き、ポジション調整が相場に影響するかもしれません。

「ダウ、続伸」

23日のヨーロッパの株式相場はまちまちでした。DAXは21ポイント高。FTSEは7ポイント安でした。

ニューヨークの株式相場は上昇しました。ダウは続伸。347ポイント、もしくは1.39%上げました。恐怖指数のVIXが低下、心理が改善しました。

ニューヨーク原油相場(WTI)は1.24%高の63米ドル55セント。金相場は0.18%安の1330米ドルでした。

NY時間23日 午後4時、東京時間24日午前6時時点の状況です。

 [February 23, 2018]  No 031843845


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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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