2分でわかるアメリカ

2018/02/21マーケット: 米ドル堅調、トルコリラ安い

「ポジション調整か」


20日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが堅調でした。


主要通貨に対する動きを示す米ドル指数が3年ぶりの低水準から戻しました。ポジション調整、利益確定の動きが影響したと指摘されました。


アメリカ財務省が20日実施した3カ月物と6カ月物の財務省短期証券の入札では、最高落札利回りが2008年以来の高水準をつけました。2年債入札での最高落札利回りは2.255%を記録しました。ほぼ10年ぶりの高水準でした。


米ドルは対円で107円台前半に上昇しました。米10年債利回りが上昇、日米利回り格差が広がりました。


ユーロは対米ドルで下落。対円では小動きでした。ユーロ圏の2月の消費者信頼感指数が予想を下回りました。


英ポンドは対米ドルで小幅安。対円では上昇し、150円台に乗せました。イギリス政府が離脱交渉でEU側に譲歩する姿勢を示しました。


トルコリラは売られました。対米ドルで大幅安。対円で下落しました。クルド人勢力を掃討するためシリア北部に越境したトルコ軍が、シリア政府を支援する部隊と軍事衝突するリスクが高まりました。クルド人勢力を支援するアメリカ軍と衝突する懸念も強まっています。


南アフリカランドは対米ドルで下落。対円ではほぼ横ばいでした。


カナダドルの対円相場は小動きでした。豪ドルとNZドルは、それぞれ対米ドルで軟調、対円で堅調でした。


「ダウ反落、ウォルマート安い」


20日のヨーロッパの株式相場はまちまち。DAXは102ポイント高でした。FTSEはほぼ変わらず。


連休明けのニューヨーク株式相場は下落しました。決算が弱かった小売最大手のウォルマートが大幅に下落、ダウ指数を押し下げました。ダウは254ポイント(1.01%)下落しました。ナスダックの下げは0.07%にとどまりました。


ニューヨーク原油相場(WTI)3月限は0.36%高の61米ドル90セント。金相場は1.84%安の1331米ドルでした。


NY時間20日 午後4時、東京時間21日午前6時時点の状況です。


 [February 20, 2018]  No 031843842


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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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