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2018/01/05マーケット: 欧州に資金向かう、新興国通貨高い

「円軟調」


4日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルと円が軟調でした。


ADPの全米雇用報告とチャレンジャーの人員削減レポートがそれぞれアメリカの労働市場の強さを示しました。米国債の利回りが小幅ながら上昇、ニューヨーク株式相場は最高値で取引されました。


いずれも米ドルにポジティブな要因ですが、世界的な好景気を背景に、資金がヨーロッパ通貨や新興国通貨に向かいました。主要国通貨に対する動きを示す米ドル指数は去年9月20日以来の水準に低下しました。


ユーロは対米ドルで上昇、1.20台に乗せました。3カ月半ぶりのユーロ高水準。ユーロは対円で136円台に上昇しました。ユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI)改定値は2011年2月以来の高水準でした。


英ポンドも買われました。対円相場は152円台後半で推移しました。イギリスのサービス業のPMIは予想を上回りました。

米ドルは対円では上昇。ただ、米ドルの上値の重さが意識されました。円は全面安でした。


リスク選好ムードが強く、新興国通貨が高く取引されました。トルコリラは対米ドルで上昇。対円では30円台に乗せました。南アフリカランドも対米ドル、対円で高く取引されました。


資源国通貨の上昇も目立ちました。カナダドル、豪ドル、NZドルが、それぞれ対米ドル、対円で上昇しました。


「NYダウ、初の2万5000」


4日のヨーロッパの株式相場は大幅高。強いPMIが好感されました。DAXは189ポイント(1.46%)上昇しました。FTSEは24ポイント上げました。


ニューヨーク株式相場は続伸。強い雇用関連指標が材料になりました。ダウは初めて2万5000台に乗せ、最高値を更新。ただ、ダウ採用銘柄のインテルは大幅に続落しました。S&P500とナスダック、小型株の指標であるラッセル2000も最高値で取引を終えました。


ニューヨーク原油相場(WTI)は、アメリカの原油在庫の減少と東海岸の歴史的な寒波を受け続伸しました。終値は0.62%高の62米ドル01セント。金相場は0.24%高の1321米ドルでした。


NY時間04日 午後4時、東京時間05日午前6時時点の状況です。


 [January 04, 2018]  No 031843811


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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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