2分でわかるアメリカ

2017/12/20マーケット: 円が軟調、ランド続伸

「ユーロ堅調」


19日の欧米の外国為替マーケットでは円が軟調でした。


トランプ大統領は20日にも税制改革法案に署名し、法案が成立する可能性があります。上院は19日中に採決、下院は20日に再採決する方向です。ただ、税制改革の経済効果を疑問視する見方が広がり、全体的に米ドルが軟調でした。


ただ、米ドルは対円では上昇しました。113円ちょうど近辺の米ドル高円安水準で推移しました。米国債の利回りが大幅に上昇したことに反応しました。円は幅広く売られました。


ユーロは対米ドル、対円で上昇しました。


英ポンドは対米ドルでほぼ横ばい。対円で堅調でした。懸案だったブレグジット(イギリスのEU離脱)交渉が次の段階に進むことが決まりましたが、イギリスの金融機関がEUで自由に事業展開する「パスポート」問題が難航するとの懸念があります。


南アフリカランドは対米ドル、対円で続伸しました。改革派のラマポーザ副大統領が2019年に次期大統領に選ばれることが確実になったことを受け、期待感が広がりました。格下げリスクが後退したとの見方もあります。


トルコリラは対米ドルで小幅安。対円では小幅高でした。


カナダドルは対円で上昇しました。


NZドルは対米ドルで軟調。対円で小幅高でした。フォンテラ主導の乳製品のオークションは低調でした。GDT価格指数が3.9%低下しました。


豪ドルは対米ドルでほぼ横ばい。対円では小幅高でした。


「米株、小幅反落」


19日のヨーロッパの株式相場はまちまち。DAXは96ポイント安。FTSEは7ポイント高と小幅ながら上げました。


ニューヨーク株式相場は小幅反落しました。時価総額が最大のアップルが売られ、テクノロジー株全体に影響しました。取引時間中に下院が税制改革法案を可決しましたが、反応薄でした。


ニューヨーク原油相場(WTI)は反発しました。終値は0.59%高の57米ドル56セント。金相場は0.10%安の1264米ドルでした。


NY時間19日 午後4時、東京時間20日午前6時時点の状況です。


[December 19, 2017]  No 031843802

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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