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2017/12/15マーケット: ユーロ軟調、米ドル/円続落

「カナダドル高い」


14日の欧米の外国為替マーケットでは、ユーロの下げが目立ちました。


ECB理事会は予想通り政策金利の据え置きを決めました。GDPとインフレ見通しを上方修正しましたが、ドラギ総裁は緩和政策の継続を強調しました。ECBの慎重姿勢が影響、ユーロが対米ドル、対円で下落しました。


英ポンドは対米ドルで小幅高、対円で小幅安でした。イングランド銀行は政策金利を全会一致で据え置き、資産買い入れ規模も維持することを決めました。


米ドルは対円で続落。112円台前半で取引されました。アメリカの11月の小売売上高が予想を上回り、年末商戦の強さを示しました。共和党の上院議員1人が税制改革法案に反対、もう1人は態度を決めかねていることが米ドル売りを誘いました。米国債利回りが上昇しましたが、米ドル買いにはつながりませんでした。


トルコリラは対米ドルで大幅安。下落率は1.5%を超えました。クロス取引の対円相場は急落、28円台後半まで売られました。トルコ中銀は利上げしましたが、利上げ幅が予想を大幅に下回ったことが影響。トルコリラが再び不安定になるとの見方が増えました。


南アフリカランドも対米ドル、対円で下落しました。2019年からの大統領になる公算の南アフリカの与党ANCの議長(党首)を選ぶ会議が週末から始まるのを控え、投資家が慎重になっています。


カナダドルは上昇しました。カナダの中央銀行のポロズ総裁が緩和策縮小を示唆したことが材料になりました。


豪ドルは強い雇用統計を受け上昇。NZドルは利益確定の売りで軟調でした。


「NYダウ、小反落」


14日のヨーロッパの株式相場は下落しました。DAXは57ポイント安、FTSEは48ポイント下げました。


ニューヨーク株式相場も下落。ディズニーがFOXの資産の大半を買収することで合意、これを好感して高く始まりました。後半に崩れました。税制改革法案の行方への懸念が重石になりました。


ニューヨーク原油相場(WTI)は0.78%高の57米ドル04セント。金相場は0.68%高の1257米ドルでした。


NY時間14日 午後4時、東京時間15日午前6時時点の状況です。


[December 14, 2017]  No 031843799

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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