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2017/12/01マーケット: 欧州通貨高い、NYダウ急上昇

「米ドル、対円で上昇」


30日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが対円で高く取引されました。


上院はアメリカ東部時間の30日夜あるいは1日にも、本会議で税制改革法案を採決する方向です。影響力が大きい共和党のマケイン上院議員が法案を支持する意向を明確にしたことで、可決への期待が高まりました。これを受けニューヨーク株式相場が急上昇、米ドル買い円売りが進みました。


上院の税制改革法案はギリギリまで修正されるため、最終案に注目が集まっています。


米ドルは対円で112円60銭近辺まで上昇しました。米国債の利回りが上昇、米ドル買いを誘いました。最近、111円ちょうど近辺まで米ドル安が進んだことで、米ドルが目先の底を打った可能性があるとの指摘がありました。


ヨーロッパの通貨は高く推移しました。


英ポンドは対米ドルで上昇。対円では、152円台前半に急上昇しました。イギリスとEUが離脱清算金で非公式に合意したことが好感されました。


ユーロは対米ドルで小幅高。対円では一時134円台に乗せました。ユーロ圏の消費者物価指数は予想を下回りましたが、失業率は改善しました。


リスク選好ムードが広がり、トルコリラは対米ドルで上昇。対円相場は28円台半ばから後半のトルコリラ高水準で推移しました。


南アフリカランドは利益確定の売りが影響し対米ドルで小幅安。対円では堅調でした。


カナダドルは対米ドルで軟調でしたが、対円では高く取引されました。


豪ドルは対米ドルでほぼ横ばい、対円で上昇しました。


NZドルは軟調。対円でも小幅安でした。ANZが発表した11月の企業景況感が大幅に低下、住宅建設許可件数が大幅減だったことが影響しました。


「NYダウ、24000乗せ」


30日のヨーロッパの株式相場は下落しました。英ポンドの上昇が影響し、FTSEは66ポイント下落しました。


ニューヨーク株式相場は急上昇しました。税制改革への期待感で幅広い業種、銘柄が買われました。ダウは300ポイント超上げて最高値更新。2万4000台に乗せました。S&P500とナスダックも上昇しましたが、小型株の指数であるラッセル2000はほぼ横ばいでした。


ニューヨーク原油相場(WTI)は0.17%高の57米ドル40セント。OPEC総会は協調減産を来年末まで延長することで合意、非加盟国のロシアも一致しました。


金相場は0.74%安の1276米ドルでした。


NY時間30日 午後4時、東京時間01日午前6時時点の状況です。


[November 30, 2017]  No 031843789

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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