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2017/10/12マーケット: 米ドル軟調、トルコリラ揺れる

「米ドル、対円で小動き」


11日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルがやや軟調でした。


共和党の重鎮であるコーカー上院議員との対立で、トランプ大統領の重要政策である税制改革の行方が不透明になったことが重石となりました。米国債の利回りが低下したことも米ドル売りを誘いました。FOMC議事録に対する反応はまちまちでした。


ユーロは対米ドルで上昇、対円でも高く取引されました。カタルーニャ州のプチデモン州首相がスペインからの独立宣言を見送ったことで懸念がひとまず後退しました。ECBは、今月26日の理事会で、資産買い入れ規模の縮小を決めると予想されています。


英ポンドは対円で小幅高でした。ハモンド財務相は、イギリスはブレグジットに関する「不確実性の雲」に覆われており、早期に一掃する必要があるとの見方を示しました。


米ドルは対円で小動きでした。アメリカの税制改革とん挫への懸念を背景にした米ドル売り、日本の衆院選で自公の優勢が伝えられたことを受けての円売りが交錯しました。


トルコリラは揺れました。ウォールストリートジャーナルの記者に、テロ集団を擁護したとしてトルコで禁固刑が言い渡されました。これを受け、トルコリラが売られました。記者はニューヨークに滞在しています。ただ、トルコの経常収支の赤字幅が予想より小幅だったことで、トルコリラが買い戻されました。対円で上昇しました。


南アフリカランドの対円相場は堅調に推移しました。米国債利回りの低下に反応しました。


カナダドルは堅調でした。原油価格が続伸しました。


豪ドルとNZドルは小幅高でした。


「NYダウ、連日の最高値」


11日のヨーロッパの株式相場はまちまちでした。マドリードは大幅高。フランクフルトのDAXは21ポイント高。ロンドンのFTSEは4ポイント安でした。


ニューヨーク株式相場は小幅続伸しました。決算発表が本格化するのを控え、やや方向感に欠ける展開でした。ダウは最高値を更新しました。


ニューヨーク原油相場(WTI)は、0.75%高の51米ドル30セントでした。金相場は0.38%安の1288米ドルで取引を終えました。


NY時間11日 午後4時、東京時間12日午前5時時点の状況です。


[October 11, 2017]  No 031843754


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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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