2分でわかるアメリカ

2017/10/05マーケット: 方向感欠ける様子見相場

「ユーロ小幅続伸」


4日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドル売りが先行しましたが、後半の取引で買い戻されました。


アメリカ供給管理協会(ISM)の9月のサービス業の総合指数が12年ぶりの高水準になったことが材料になりました。短期金利市場が示唆する12月利上げ確率が80%以上に上がりました。


米ドルは対円でほぼ横ばいでした。米国債利回りが上昇しましたが、影響は限定的でした。雇用統計の発表を6日に控え、様子見ムードが強い展開でした。


ユーロは対米ドル、対円で続伸しました。ただ、上げ幅は限定的でした。スペイン国王が異例の政治介入をしましたが、カタルーニャ政府は9日にも独立を宣言する方向です。深刻な政局不安が予想されます。スペインの国債や銀行債務の保証コストが数カ月ぶりの高水準を記録しました。


英ポンドはほぼ横ばいでした。


トルコリラと南アフリカランドはそれぞれ小動きでした。


カナダドル、NZドルも小動き。豪ドルは、小幅高で取引されました。


「米株、連日の最高値」


4日のヨーロッパの株式相場はまちまちでした。フランクフルトのDAXは67ポイント高。ロンドンのFTSEはほぼ横ばいでした。


ニューヨーク株式相場は小幅高。方向感に欠ける展開が続きました。ダウ、S&P500、ナスダックは小幅ながら上昇、最高値を更新しました。小型株の指数であるラッセル2000は小幅安でした。


ニューヨーク原油相場(WTI)は3日続落、50米ドルを割りました。終値は0.87%安の49米ドル98セントでした。金相場は0.17%高の1276米ドルで取引を終えました。


NY時間04日 午後4時、東京時間05日午前5時時点の状況です。


[October 04, 2017]  No 031843749

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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