2分でわかるアメリカ

2017/09/20マーケット: イベント控え様子見、NZドル高い

「ユーロ堅調」


19日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルがやや軟調でした。


アメリカのトランプ大統領が、国連総会の演説で、北朝鮮を痛烈に非難しました。しかし、マーケットは「アメリカが外交努力を続ける」と予想、米ドルのネガティブ要因にはなりませんでした。北朝鮮問題に耐久性がついたとの指摘があります。円と同様に安全資産、もしくは「セーフヘイブン」とされるスイスフランの売りも先行しました。


米ドルは対円で一時111円80銭台まで買われました。米国債利回りが上昇、米ドル買いを誘いました。しかしFRB会合の結果を明日20日に控え、終盤に様子見ムードが強まり、米ドルは小幅安に転じました。


ユーロは対米ドルで上昇、1.20台乗せを試しました。対円では一時134円台前半までユーロが買われました。


英ポンドは対米ドルで上昇。対円でも高く推移しました。イギリスのジョンソン外相が辞任すると報じられ、英ポンドの支援材料になりました。本人は報道を否定しました。


クロス取引のトルコリラの対円相場はほぼ横ばい。南アフリカランドは対円で軟調でした。


カナダドルは対円で、91円ちょうど近辺のカナダドル高水準で取引されました。


NZドルは、対米ドル、対円で高く取引されました。フォンテラ主導の乳製品のオークションが堅調でした。GDT価格指数が0.9%上昇しました。


豪ドルも対米ドルで上昇。対円では89円台で推移しました。


「NYダウ、連日の最高値」


19日のヨーロッパの株式相場は小幅高でした。FRBの会合の結果を控え、積極的な取引が控えられました。DAXは2ポイント高、FTSEは21ポイント上昇しました。


ニューヨーク株式相場も小幅高。ダウとS&P500は、それぞれ最高値を更新しました。個別には、通信大手のTモバイルとスプリントがそれぞれ大幅高でした。合併交渉をしていると報じられました。


ニューヨーク原油相場は0.86%安の49米ドル48セント。金相場はほぼ横ばいでした。


NY時間19日 午後4時、東京時間20日午前5時時点の状況です。


[September 19, 2017]  No 031843737

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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