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2017/08/31マーケット: 米ドル続伸、ユーロ水準に神経質

「ポンド高い」


30日の欧米の外国為替マーケットでは、前日のやや楽観的なムードが継続、米ドルが続伸しました。


米ドルは対円で続伸。110円台に乗せました。米国債の利回りが上昇、米ドル買いを誘いました。


朝鮮半島情勢がアメリカ経済に与える影響は軽微との見方が広がりました。ADPの全米雇用統計が予想を上回ったことも米ドル買いにつながりました。


CMEフェドウォッチが示唆するFRBが12月に追加利上げする確率は、前日の34%から41%に上がりました。


ユーロは売られました。対米ドルで1.20台に上昇するとECBのドラギ総裁が通貨高をけん制するとの憶測がユーロを押し下げました。1.20が強く意識され、ユーロは対米ドルで1.18台後半に下落しました。 ユーロは対円でも軟調でした。ECBは来週7日に理事会を開きます。


英ポンドは対米ドルで横ばい。対円では142円台半ばまで上昇しました。


マーケット全体の米ドル高基調を受け、新興国通貨は対米ドルで軟調でした。ただ、クロス取引の対円相場は、米ドル/円の上昇幅が大きいため、堅調でした。


トルコリラの対円相場は上昇、32円に迫りました。南アフリカランドも対円で高く取引されました。


カナダドルは、対米ドル、対円で下落しました。原油価格が続落、カナダドルが敏感に反応しました。


資源国通貨の豪ドルとNZドルは、それぞれ対米ドルで下落。クロス取引の対円相場は小幅安でした。


「ダウ小幅続伸、ナスダック高い」


30日のヨーロッパの株式相場は反発しました。朝鮮半島情勢への懸念が一時的に後退しました。DAXは56ポイント高、FTSEは27ポイント上げました。


ニューヨーク株式相場は続伸しました。テクノロジー株が上げをけん引しました。ダウは小幅続伸。S&P500は4日続伸。ナスダックは1%超上昇しました。トランプ大統領の税制改革に関する演説は新味に欠け、反応は限定的でした。


個別には、バーンシュタインのアナリストの楽観的なコメントを受けネットフリックスが大幅高でした。「iPhone8」への期待感でアップルが続伸しました。


ニューヨーク原油相場は1.03%安の45米ドル96セントで取引を終えました。金相場は0.36%安の1314米ドルでした。


NY時間30日 午後4時、東京時間31日午前5時時点の状況です。


[August 30, 2017]  No 031843724

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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