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2017/08/25マーケット: イベント控え神経質、資源国通貨動かず

「米ドル堅調」

24日の欧米の外国為替マーケットは、アメリカのワイオミング州ジャクソンホールで始まったカンザスシティ地区連銀のシンポジウムでの2人の中央銀行トップの演説を控え、神経質な展開となりました。

FRBのイエレン議長がニューヨーク時間の25日午前10時、そして、ECBのドラギ総裁が午後3時に講演します。新たな金融政策への言及はないと予想されていますが、蓋を開けてみるまでわかりません。

ロイターによりますと、シティグループは、朝の顧客向けブリーフィングで「イエレン議長から米ドル相場を押し上げるメッセージが発せられる可能性がある」とコメントしました。

米ドルは対円で堅調。米10年債利回りが上昇、米ドル買いを誘いました。

アメリカの住宅販売の8割超を占める中古住宅の販売件数が予想を下回りました。一方、ホワイトハウスのサンダース報道官は、24日の会見で、秋の焦点は税制改革だと述べました。

ユーロは対米ドルで横ばい。対円で上昇しました。

英ポンドは対米ドルで小幅高でしたが、上値の重さが意識されました。イギリスの第2四半期のGDP改定値は速報値と変わらず、ただ、個人消費が下方修正されました。対円では140円台に乗せました。

トルコリラは対米ドルでほぼ横ばい。対円で小幅高でした。

南アフリカランドの対円相場は横ばいでした。

カナダドル、豪ドル、NZドルの3つの資源国通貨の対米ドル相場は小動きでした。

カナダドルは対米ドルで横ばい。対円で87円台に乗せました。豪ドルとNZドルは対米ドルでほぼ横ばい、対円で小幅高でした。

「米株小幅安」

24日のヨーロッパの株式相場はまちまち。ジャクソンホールでの欧米中銀トップの演説を控え、積極的な取引が控えられました。DAXは6ポイント高、FTSEは24ポイント上昇しました。

ニューヨーク株式相場は小幅安でした。 ダウは前日の終値を挟んでプラス圏とマイナス圏を行ったり来たりしました。アマゾンが、ホールフーズの買収が完了する来週月曜日から一部の食料品を値下げすると発表、これを受けてスーパー各社が売られました。

ニューヨーク原油相場は2.02%安の47米ドル43セント。金相場は0.21%安の1292米ドルでした。

NY時間24日午後4時、東京時間25日午前5時時点の状況です。

[August 24, 2017]  No 031843720

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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