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2017/08/22マーケット: 米ドル軟調、週後半に基調転じるか

「ユーロ堅調」

21日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが軟調でした。

米韓軍が合同演習を開始、北朝鮮が対抗してミサイルを発射するのではないかとの警戒感が広がりました。トランプ政権の不透明感も影響しました。

米ドルは対円で下落しました。4日続落。

ムニューシン財務長官が、9月中に連邦政府の債務上限を引き上げるよう議会に要請する方針を明らかにしました。それを受けた形で、共和党上院のマコーネル院内総務は「上限引き上げに失敗する確率はゼロ%だ」と述べました。これらの発言を受け、米ドルがやや下げ幅を縮めました。

世界の中央銀行のトップが参加するジャクソンホールのイベントが注目されています。FRBのイエレン議長の講演が25日に予定されていますが、米ドルの方向を決める可能性があるとの見方もあります。ハト派であれば米ドル安が加速、タカ派であれば米ドル高になるとみられています。

ユーロは対米ドルで上昇、対円でも堅調でした。ドイツ連銀の月報が楽観的な見通しを示しました。ECBのドラギ総裁もジャクソンホールで講演しますが、金融政策に対する言及はなさそうです。

トルコリラの対円相場は上昇しました。米国債利回りが低下したことに敏感に反応しました。

南アフリカランドは対円で下落しました。

マーケット全体の動きを受け、カナダドルは対米ドルで上昇しました。対円では軟調でした。

豪ドルとNZドルはまちまち。ぞれぞれ、対米ドルで上昇、対円で下落しました。

「ダウ小幅反発」

21日のヨーロッパの株式相場は続落しました。朝鮮半島情勢への懸念で買いが控えられました。DAXは99ポイント安。FTSEは5ポイント下げました。

ニューヨーク株式相場は小幅高でした。金融株が軟調、FAAMGに代表されるIT関連株が売られました。ただ、終盤に下げ幅を縮めダウは29ドル高と、小幅ながら反発しました。ナスダックは3日続落しました。

ニューヨーク原油相場は2.35%安の47米ドル37セント。金相場は0.39%高の1296米ドルでした。

NY時間21日午後4時、東京時間22日午前5時時点の状況です。

[August 21, 2017]  No 031843717

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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