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2017/08/16マーケット: 円続落、米ドル高も上値重い

「NZドル、対米ドルで下落」

15日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが幅広く買われる一方、円が続落しました。

アメリカの小売売上高が予想を上回ったことが材料になりました。ニューヨーク連銀の製造業景気指数も強めでした。

米ドルは対円で続伸。米国債利回りが上昇、米ドル高・円安につながりました。朝鮮半島の緊張がやや緩和したことも米ドル買いを誘いました。ただ、北朝鮮の問題がまだ解決していないため、米ドルの上値は限定的でした。

FRB会合の議事録が16日に公表されます。米ドル相場に影響しそうです。

ユーロは対米ドルで下落。対円で上昇しました。

英ポンドは対米ドルで安く取引されました。対円ではほぼ横ばいでした。イギリスの7月の消費者物価指数が小幅ながら予想を下回りました。

ブルームバーグは、モルガン・スタンレーが2018年3月末までにユーロの対英ポンド相場がパリティ(1.0)まで上昇すると予想したと伝えました。HSBCも今月、顧客向けメモでパリティを予想したとしています。

南アフリカランドは対米ドルで横ばい。対円では続伸しました。

トルコリラは対米ドルで反落。対円では上昇しました。

カナダドルは対米ドルで軟調。対円では86円台半ばのカナダドル高の水準で取引されました。アメリカ、カナダ、メキシコのNAFTA見直し交渉がはじまりました。今週のカナダドルは交渉をにらんだ展開になりそうです。

NZドルの対米ドル相場は下落しました。フォンテラ主導の乳製品のオークションが低調でした。GDT価格指数が0.4%低下しました。2オークション連続の低下。クロス取引の対円相場は小幅高でした。

豪ドルは対米ドルで下落、対円で上昇しました。オーストラリア中銀の議事録は前向きな見通しを維持しました。同時に家計債務が増えていることへの懸念を示しました。

「米株小動き」

15日のヨーロッパの株式相場は続伸しました。朝鮮半島の緊張がやや緩和したことを好感しました。DAXは11ポイント高、FTSEは29ポイント上昇しました。

ニューヨーク株式相場はまちまちでした。小売売上高が予想を上回りましたが、小売関連株が売られました。ダウは5ドル高。S&P500はほぼ横ばい。ナスダックは小幅安でした。個別には、ディックス・スポーティング・グッズの決算が弱く、株価が20%安と急落しました。ホームデポの決算は予想を上回りましたが、大幅安でした。

ニューヨーク原油相場は0.08%安の47米ドル55セント。金相場は0.83%安の1279米ドルでした。

NY時間15日午後4時、東京時間16日午前5時時点の状況です。

[August 15, 2017]  No 031843714

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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