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2017/08/08マーケット: 米ドル/円は方向欠く、南アランド急上昇

「ユーロ堅調」

7日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルがまちまちでした。

米ドルは対円でほぼ横ばい。米国債利回りが小幅低下しましたが、影響は限定的でした。方向感に欠ける展開でした。週後半に発表されるインフレ関連指標に関心が集まっています。

米セントルイス地区連銀のブラード総裁は、労働市場が改善してもインフレ率が大きく上昇する公算が小さいため、短期的な利上げをする必要がないとの考えを示しました。一方、ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は、賃金の伸びの鈍さを指摘しました。

ユーロは対米ドル、対円で小幅高。ドイツの6月の鉱工業生産が前月比で予想外のマイナスになりましたが、影響は限定的でした。

英ポンドは対円で小幅安でした。ブレグジット(イギリスのEU離脱)の行方が不透明で、英ポンドの上値を抑えています。

南アフリカランドは対米ドル、対円で急上昇しました。南アフリカ議会の議長が、ズマ大統領に対する不信任案の採決を無記名投票(秘密投票)にすることを決めたことが好感されました。ズマ大統領の汚職疑惑や経済政策に対するマーケットの懸念が強まっています。採決は8日に予定されています。

トルコリラは対米ドル、対円でやや軟調でした。

原油価格が下落。資源国通貨が軒並み売られました。カナダドルが対円で下落。豪ドルとNZドルは、それぞれ対米ドル、対円で安く取引されました。

「ダウ、9日連続で最高値」

7日のヨーロッパの株式相場はまちまち。DAXは40ポイント安、FTSEは20ポイント高でした。

ニューヨーク株式相場は小幅高。ダウは10日連続で上昇、9日連続で最高値を更新しました。個別には、予想を上回る決算を発表した食品大手タイソンフーズが大幅高でした。

ニューヨーク原油相場は0.38%安の49米ドル39セント。金相場はほぼ横ばいでした。

NY時間07日午後4時、東京時間08日午前5時時点の状況です。

[August 07, 2017]  No 031843708

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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