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2017/08/01マーケット: ホワイトハウス混乱、米ドルに影響

「ユーロ高い」

31日の欧米の外国為替マーケットでは、ユーロの上昇が目立ちました。米ドルは対主要通貨で軟調でした。

EU統計局が発表した7月のユーロ圏の消費者物価指数のコア指数が4年ぶりの高水準となったことが材料になりました。ドイツの小売売上高が予想以上に増えたこともユーロ相場を押し上げました。

ユーロは対米ドルで上昇、1.18米ドル台に乗せました。対円でも堅調でした。チェコの中央銀行が3日の会合で利上げするとの観測があります。

英ポンドも対米ドルで上昇、対円では横ばいでした。イギリスのハモンド財務相は、EU離脱後にヨーロッパの平均をはるかに下回る減税は行わないとコメントしました。イングランド銀行の木曜日の金融政策委員会とインフレ報告に注目が集まっています。

米ドルは対円で下落しました。米国債は小動き。トランプ政権が医療保険制度改革案(オバマケア)の見直しに固執し、減税などの経済政策が後回しになっていることが懸念されました。トランプ大統領が新しい主席補佐官に任命したケリー氏の要請を受け、10日前に就任したばかりのスカラムッチ広報部長を解任することを決めたと報じられました。報道を受け、米ドル売りが増えました。

カナダドル、豪ドル、そしてNZドルの資源国通貨は全面安でした。利益確定の売りが影響しました。オーストラリア中銀の会合の決定が豪ドル相場に大きく影響しそうです。

南アフリカランドは対米ドル、対円で大幅安でした。ムーディーズが、中央銀行の独立性が問われる中で、政策金利が0.25%引き下げられたことを疑問視するレポートを発表、ランド売りを誘いました。

トルコリラは対米ドルで上昇。対円では小幅安でした。

「ダウ最高値、ナスダックは下落」

31日のヨーロッパの株式相場はまちまちでした。DAXは44ポイント安。ロンドンのFTSEは3ポイント高でした。

ニューヨーク株式相場もまちまち。ボーイングなどが続伸、ダウは5日続伸し最高値を更新しました。反面、IT関連銘柄が軒並み安く、ナスダックは続落しました。

ニューヨーク原油相場は上昇し、50米ドル台に乗せました。金相場は0.15%安の1273米ドルでした。

NY時間31日午後4時、東京時間01日午前5時時点の状況です。

[July 31, 2017]  No 031843703

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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