2分でわかるアメリカ

2017/07/20マーケット: 円高・ユーロ安、警戒感も

「豪ドル続伸」

19日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが対円で安く取引されました。

トランプ大統領の政策実行力への疑問などを背景に米ドル安基調が鮮明になりました。米国債利回りが小幅上昇しましたが、米ドル買いにはつながりませんでした。米ドルは対円で3週間ぶりの安値をつけました。日銀の金融政策決定会合が注目されています。

ユーロは対米ドルで反落しました。このところの大幅上昇を受け、利益を確定するユーロ売りが影響しました。ECBが20日に理事会を開きますが、「タカ派にはならない」との警戒感が一部であります。

英ポンドは対米ドルで小幅安、対円で下落しました。20日発表のイギリスの小売売上高が相場に大きく影響する可能性があるとの指摘があります。

トルコリラは対米ドルで横ばい。対円で続落しました。南アフリカランドの対円相場も続落。

ブルームバーグによりますと、ゴールドマン・サックスのストラテジストは、顧客に対し、ロシアのルーブルとインドのルピーは上昇余地がないため利益を確定するよう推奨しました。その一方で、メキシコペソ、トルコリラ、南アフリカランドはキャリートレードに適しているとコメントしました。

カナダドルは、対米ドル、対円で上昇しました。アメリカ政府が「北米自由貿易協定(NAFTA)の見直し交渉を8月16日に開始する」と発表しました。

豪ドルは続伸。オーストラリア中銀の楽観的な議事録が引き続き材料視されました。

NZドルは小動き。対米ドルでは堅調でした。

「米株最高値」

19日のヨーロッパの株式相場は上昇しました。テクノロジー株が上げをけん引しました。

ニューヨーク株式相場は上昇しました。強弱が混在する決算を発表したIBMが大幅下落、ダウの上値を抑えました。ただ、ダウは最高値を更新しました。S&P500とナスダックも最高値で取引を終えました。

ニューヨーク原油相場は1.55%高の47米ドル12セント。金相場はほぼ横ばいでした。

NY時間19日午後4時、東京時間20日午前5時時点の状況です。

[July 19, 2017]  No 031843696

※当レポートは、投資や運用等の助言を行うものではありません。また、お客様に特定の商品をお勧めするものでもありません。

※当レポートに記載する売買戦略はテクニカル指標その他を基に客観的に判断しているものであり、相場の行方を決定付けるものではありません。最終的な投資判断はご自身の意思判断によりお取引いただきますようお願いいたします。

※当レポートのデータ情報等は信頼できると思われる各種情報源から入手したものですが、当社はその正確性・安全性等を保証するものではありません。

※相場の状況により、当社のレートとレポート内のレートが異なる場合があります。

NOTE

このレポートは、Market Editors が信頼に値すると判断した情報を基に作成されています。あくまでも情報提供が目的であり、その結果について責任を負うものではありません。投資に関しましては、投資家ご自身の判断に基づき決定してください。無断転載や引用を禁じます。

Market Editors
【データ提供】

PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

バックナンバー

「日刊2分でわかるアメリカ(2分でアメリカを見る)」過去記事のタイトル一覧(月別)はこちら。

そのほかのマーケット情報

ページトップへ