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2017/07/14マーケット: 米ドル落ち着く、豪ドル高い

「ポンド堅調」

13日の欧米の外国為替マーケットでは、前日に幅広く売られた米ドルが落ち着きました。

FRBのイエレン議長が低インフレを理由に利上げを慎重に判断すると述べましたが、この日発表された6月の生産者物価指数が予想を小幅ながら上回りました。14日発表の消費者物価指数が注目されています。特に、米ドル/円に影響する可能性があると指摘されています。

米ドルは対円で小動き。米2年債や米10年債の利回りが上昇、米ドルを支えました。

ユーロは対米ドル、対円で狭いレンジで推移しました。ウォール・ストリート・ジャーナルは、ECBが来年から資産買い入れを段階的に縮小する方針を9月7日の理事会で示唆する公算が大きいと報じました。

英ポンドは対米ドル、対円で続伸しました。イングランド銀行のマカファティ金融政策委員の「早期に量的緩和を解除すべき」とのタイムズのインタビューでの発言が材料になりました。

新興国通貨は小動きでした。トルコリラは対円で横ばい。南アフリカランドの対円相場は小幅高で取引されました。

カナダ中銀の利上げを受け急上昇したカナダドルは、利益確定の売りで弱含む局面もありましたが、続伸しました。対円で89円ちょうど近辺に上昇しました。

豪ドルは高く取引されました。FRBのイエレン議長のハト派姿勢に敏感に反応。コモディティ価格が堅調、中国の強い指標も豪ドルを支えました。

NZドルも堅調でした。ただ、対ドルで節目の0.7350米ドルを前に上値の重さが意識されました。

「ダウ、連日の最高値」

13日のヨーロッパの株式相場はまちまちでした。排ガス不正問題が表面化したダイムラーが大幅安でしたが、DAXは小幅ながら上昇しました。FTSEは小幅安でした。

ニューヨーク株式相場は小幅続伸。ダウは20ドル高。前日に続き最高値を更新しました。ターゲットが強気見通しを示したことを受け、小売株が堅調でした。

ニューヨーク原油相場は1.30%高の46米ドル08セント。金相場は0.15%安の1217米ドルでした。

NY時間13日午後4時、東京時間14日午前5時時点の状況です。

[July 13, 2017]  No 031843692

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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