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2017/06/15マーケット: FOMC後に米ドル下げ消す

「新興国通貨が堅調」

14日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルの振れが大きめでした。

アメリカの5月の小売売上高と消費者物価指数がいずれも予想を下回ったことが影響しました。米10年債利回りが年初来の低水準に低下、米ドル売りを誘いました。主要通貨に対する動きを示す米ドル指数は去年11月の大統領選以来の低水準をつけました。しかし、FRBが予想通り政策金利を0.25%引き上げ、年内にあと1回利上げすることを示唆したことで、米ドルが下げ幅を大幅に縮めました

米ドルは対円で売られ、一時109円を割りました。FRB会合後は109円台後半で推移しました。

ユーロは対米ドルで買いが先行しましたが、FRB会合後に小幅安に転じました。ユーロは対円で安く取引されました。

英ポンドの対円相場は反落。イギリスの2-4月の実質賃金が前年同期比で0.4%低下しました。2014年以来の大幅な低下です。

米国債利回りの大幅低下を受け、新興国通貨は堅調でした。トルコリラは対米ドル、対円で大幅上昇。南アフリカランドの対円相場は続伸しました。

原油価格が大幅下落。原油に敏感なカナダドルが対円で反落しました。

豪ドルとNZドルは、それぞれ高く取引されました。

「ダウ最高値、ナスダックは下落」

14日のヨーロッパの株式相場はまちまち。アメリカのFRB会合の結果を控え、積極的な売買が控えられました。

ニューヨーク株式相場は、FRB会合後にやや不安定になりました。上昇したかと思うと、すぐに下げる展開。ダウは小幅ながら上昇し、最高値で取引を終えましたが、アップルなどIT関連株が再び売られ、ナスダックは下落しました。

ニューヨーク原油相場は3.72%安の44米ドル73セント。金相場は0.58%高の1275米ドルでした。

NY時間14日午後4時、東京時間15日午前5時時点の状況です。

[June 14, 2017]  No 031843673

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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