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2017/06/01マーケット: 米ドル軟調、トルコリラ高い

「ユーロ堅調」

31日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが軟調でした。

ロシア疑惑をめぐりトランプ政権の行方が不透明なことが重石となりました。米シカゴ地区連銀の購買部協会景気指数、中古住宅販売仮契約指数がいずれも弱かったことが影響しました。

米ドルは対円で続落。2週間ぶりの安値である110円台半ばで推移しました。しかし、大幅に低下していた米2年債や米10年債の利回りが戻ったことを受け、米ドルが下げ幅を縮めました。

ユーロは対米ドル、対円で高く取引されました。ユーロ圏の5月の消費者物価指数は前年同月比1.4%の上昇にとどまり、予想以上に鈍化しました。

英ポンドは上昇しました。対円でも堅調でした。調査会社カンターのイギリス下院選挙に関する最新の世論調査で、メイ首相率いる与党・保守党がリードを広げました

南アフリカランドは対米ドルで反発、対円ではほぼ横ばいでした。

トルコリラは買われました。対米ドル、対円で高く取引されました。ロシアのプーチン大統領が、トルコ企業とトルコ人の雇用などに関する制裁を解除する大統領令に署名しました。

原油価格が大幅安。原油に敏感なカナダドルの対円相場が下落しました。

資源国通貨としての豪ドルも下落。NZドルは対米ドルでほぼ横ばい、対円では小幅安でした。

「米株続落」

31日のヨーロッパの株式相場はまちまち。方向感がありませんでした。

ニューヨーク株式相場は続落。政局不安や弱めの経済指標が影響しました。 終盤に下げ幅を縮めました。金融株の下げが目立ちました。月間ベースでは、ナスダックが7カ月連続で上昇しました。

ニューヨーク原油相場の終値は2.7%安の48米ドル32セント。金相場は0.8%高の1275米ドルでした。

NY時間31日午後4時、東京01日午前5時時点の状況です。

[May 31, 2017]  No 031843663

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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