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2017/05/25マーケット: ランドと加ドル動く、米ドル軟調

「ユーロ堅調」

24日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドルが軟調でした。

この日は、トランプ政権のロシア疑惑から金融政策に関心が移りました。FRBがFOMC議事録を公表、追加利上げ前に最近の弱含みの経済指標が一時的かどうかを判断する証拠を待つ必要があるとの認識が明らかになりました。注目されたバランスシートの縮小については、緩やかに実施する方向であることがわかりました。

これより先に発表された中古住宅販売は弱めでした。

米ドルは対円で小幅安。議事録を受け、米10年債の利回りが低下に転じたことが材料になりました。

ユーロは対米ドル、対円で反発しました。

英ポンドは対円で軟調でした。

南アフリカランドは対米ドル、対円で大幅高でした。前日はNZドルが目立って上昇しましたが、この日はランドが動意づきました。南アフリカの与党ANC(アフリカ民族会議)が26日から28日までの党大会で、ズマ大統領を罷免するかどうかを協議するとみられています。ソシエテ・ジェネラル、クレディ・アグルコル、シティグループが、南アフリカランドが対米ドルで上昇すると予想しているとブルームバーグが伝えました。

トルコリラの対円相場は堅調でした。トルコ国営のアナドル通信によりますと、エルドアン大統領はコモディティ取引連合の会合で演説、「高い金利は搾取の手段」だとして、中央銀行にあらためて利下げを求めました。

カナダドルも動きました。対円で大幅高。カナダ中銀が政策金利を据え置きましたが、声明がタカ派的でした。

NZドルは続伸。豪ドルは対米ドルで小幅高、対円ではほぼ横ばいでした。

「米株続伸」

24日のヨーロッパの株式相場はまちまち。イギリスのテロ警戒レベルが最高に引き上げられましたが、ロンドンは高く取引を終えました。

ニューヨーク株式相場は5日続伸しました。緩やかなバランスシートの縮小を示したFRB議事録を好感しました。S&P500は最高値を更新しました。

ニューヨーク原油相場は0.21%安の51米ドル36セント。金相場は0.19%安の1253米ドルでした。

NY時間24日午後4時、東京25日午前5時時点の状況です。

[May 24, 2017]  No 031843659

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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