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2017/05/09マーケット: 米ドル高、さらに進むか

「ユーロ軟調」

8日の欧米の外国為替マーケットでは、ユーロが下落しました。

フランス大統領選で独立系のマクロン氏が勝利、ユーロ/米ドルが節目の1.10米ドルをトライしました。しかし、利益確定のユーロ売りに押されました。4月23日の第1回投票後、ユーロの対米ドル相場は3%上昇しました。ユーロは対円でも軟調でした。焦点はECBの政策に移りました。

英ポンドは下落しました。このところのポンド高を受け、こちらも利益確定の売りが増えました。ただ、対円では堅調でした。

米ドルは対円で堅調でした。米2年債や米10年債の利回りが上昇しました。米クリーブランド地区連銀のメスター総裁のタカ派的な発言に反応しました。

新興国通貨は全体的に軟調。南アフリカランドは対円で下落。トルコリラの対円相場も安く推移しました。

フィナンシャル・タイムズは、IMFとBIS(国際決済銀行)の2つの国際機関が最近、ほぼ同時期に、米ドル不足が深刻になる可能性があるとする報告書を発表したと伝えました。FRBの金融引き締めがさらに進めば、新興国市場に打撃になるとしています。

カナダドルの対円相場は小幅高でした。

豪ドル、NZドルも対米ドルでそれぞれ下落、対円でほぼ横ばいでした。

「米株ほぼ横ばい」

8日のヨーロッパの株式相場は下落しました。フランス大統領選決選投票を受け、利益確定の売りでパリが下落しました。フランクフルトは小幅安。ロンドンはほぼ横ばいでした。

ニューヨーク株式相場はほぼ横ばいでした。材料が出尽くし、方向感がありませんでした。アップルが最高値を更新しました。

ニューヨーク原油相場は0.45%高の46米ドル43セント。金相場はほぼ横ばいでした。

NY時間08日午後4時、東京09日午前5時時点の状況です。

[May 08, 2017]  No 031843647

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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