2分でわかるアメリカ

2017/05/02マーケット: 米ドル高じわり、どこ向かう

「ユーロ堅調」

1日の欧米の外国為替マーケットでは、全体的に米ドルが堅調でした。ヨーロッパがメーデーで休場、薄商いでした。

アメリカのISM製造業景気指数と建設支出が弱かったため、米ドルが弱含む局面もありました。しかし、9月末までの予算で議会が合意に達したことなどを好感、米ドルが買い戻されました。米国債の利回りが上昇したことも米ドルを支えました。

米ドルは対円で111円台後半に上昇しました。じわり米ドル高が進みましたが、節目の112円を目前に伸び悩みました。3月末の高値である112.20円が意識されました。

チャート分析家は、米ドル/円が112円を超えて上昇するには見通しの幅広い改善が必要だとしながらも、超えた場合は115.50円に向かうと投資情報のエコノミック・カレンダーにコメントしました。目先は112円手前でもみ合う可能性があるとしています。下値支持線は110.25円、次は109.42円だとしています。

BKアセットマネジーメントのストラテジストは、5日発表のアメリカの雇用統計が弱い場合、米ドル/円が110円に戻る可能性があるとコメントしました。

英ポンドは対米ドルで下落、対円でも軟調でした。

ユーロは対米ドルでほぼ横ばい。対円では高く取引されました。フランスの大統領選に関し、マクロン候補とルペン候補が非難の応酬をしているとロイターが伝えました。

南アフリカはメーデーで休場。対円相場は横ばいでした。

トルコも休場。対円相場は小動きでした。

カナダドルは対円で高く取引されました。

豪ドルとNZドルはそれぞれ上昇。オーストラリア中銀の2日の会合に注目が集まっています。

「米株まちまち」

1日のヨーロッパの株式市場はメーデーで休場。

ニューヨーク株式相場はまちまちでした。トランプ大統領が大手金融機関の分割を検討しているとブルームバーグに語ったことで、金融株が一時売られました。ナスダックは最高値を更新しました。

ニューヨーク原油相場は0.99%安の48米ドル84セント。金相場は1.01%安の1255米ドルでした。

NY時間01日午後4時、東京02日午前5時時点の状況です。

[May 01, 2017]  No 031843642

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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