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2017/04/28マーケット: ポンド3日続伸、トルコリラ高い

「ユーロ軟調」

27日の欧米の外国為替マーケットでは、ユーロが売られました。

ECBが、この日の理事会で予想通り政策を据え置きました。理事会後のドラギ総裁の記者会見の冒頭、次回の理事会で政策の一部変更を想像させる微妙な言い回しがあったため、ユーロが一時買われました。しかし、会見が進み、現在の金融緩和に変更がない方針が明確になり、ユーロが一転売られました。

ユーロは対米ドルで下落。対円で軟調でした。

英ポンドは対米ドルで3日続伸、対円で高く取引されました。サンタンデール銀行のストラテジストは「ポンドは非常に安い。米ドル安の局面で一段高になる可能性がある」とブルームバーグにコメントしました。

米ドルは対円で小幅高。米2年債や米10年債の利回りが低下したため、米ドルの上値は限定的でした。日銀が予想通り政策を据え置きました。相場への影響は限定的でした。

28日発表のアメリカの第1四半期のGDP速報値が、米ドル/円に影響する可能性があります。

トルコリラは対米ドルで上昇、対円で大幅高でした。トルコの中央銀行が前日の会合で、後期流動性貸出金利を予想外に引き上げたことが引き続き材料になりました。ロイターによりますと、JPモルガンがトルコリラ建ての金融資産が大幅に上昇する可能性があると顧客に伝えました。同時に、ポートフォリオ・モデルでトルコリラとトルコ債の比率を増やす方向だとしています。

前日に急落した南アフリカランドは対米ドルで続落。対円でも軟調でした。

カナダドルは対米ドルで小幅続落、対円では小幅高でした。

豪ドルとNZドルは小動き。それぞれやや軟調でした。

「ナスダック最高値」

27日のヨーロッパの株式相場は反落しました。ドイツ銀行が急落しました。

ニューヨーク株式相場は小幅ながら反発しました。暫定予算の期限切れにより一部の政府機関が閉鎖されるとの懸念が広がり、下がる局面がありました。野党民主党のシューマー院内総務が楽観的な見方を示したことで前日の終値近辺に戻しました。ナスダックは最高値を更新しました。

ニューヨーク原油相場は供給過剰が続くとの懸念で反落。終値は1.31%安の48米ドル97セントでした。金相場は0.13%高の1265米ドルで取引を終えました。

NY時間27日午後4時、東京28日午前5時時点の状況です。

[April 27, 2017]  No 031843640

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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