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2017/04/25マーケット: リスクオンやや失速、トルコリラ大幅高

「ユーロ高」

24日の欧米の外国為替マーケットでは、フランス大統領選の第1回投票の結果を受け、ユーロが大幅に上昇しました。

マーケットが「最悪シナリオ」としていた「ルペン対メランション」による決選投票がなくなり安心感が広がりました。決選投票で親EUのマクロン氏が優勢と見られていることもユーロ相場を押し上げました。

ユーロは対米ドルで大幅高。アジア市場で1.09米ドル台まで買われましたが、利益確定の売りで上げ幅を縮めました。対円では急上昇しました。

一方、英ポンドは軟調でした。対米ドルで下落。マクロン氏がブレグジット(イギリスのEU離脱)で厳しい態度をとると予想されていることが背景です。英ポンドは対円では堅調でした。

円は全面安でした。米ドルは対円で一時110円台に上昇。ニューヨークの後半では109円台後半で推移しました。米国債利回りが上昇、米ドル買い・円売りを誘いました。

フィナンシャル・タイムズは、米ドル/円が110.40円近辺から109円台に戻したことについて、北朝鮮問題を背景に円の投資家がジレンマを抱えていると解説しました。

リスク選好で新興国通貨が上昇。トルコリラは対米ドル、対円で大幅高でした。26日に金融政策を決める会合を控えたトルコ中銀のチェティンカヤ総裁は、アンカラの年次総会で演説、金融引き締めのスタンスを維持する方針を示しました。

南アフリカランドも高く取引されました。対円で大幅高でした。

原油相場が続落しましたが、カナダドルの対米ドルでの下げは限定的でした。対円では堅調でした。

豪ドルは一時大幅高で推移しましたが、対米ドル、対円で上げ幅を縮めました。NZドルは対米ドルで小幅安、対円で堅調に推移しました。

フランスの大統領選を受けリスクオン相場となりましたが、ニューヨークの終盤でやや失速しました。マーケットの次の関心は、トランプ大統領の税制改革案に移りました。

「米株大幅反発」

24日のヨーロッパの株式相場は大幅高でした。パリは4.14%高と急伸しました。

ニューヨーク株式相場も大幅高でした。ナスダックは最高値を更新しました。

ニューヨーク原油相場の終値は0.79%安の49米ドル23セントでした。金相場は0.90%安の1277米ドルで取引を終えました。

NY時間24日午後4時、東京25日午前5時時点の状況です。

[April 24, 2017]  No 031843637

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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