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2017/04/06マーケット: 米ドル上げ消す、トルコリラ売り続く

「ポンド反発」

5日の欧米の外国為替マーケットでは、米ドル買いが先行しましたが、終盤に値を下げました。

アメリカ労働省の3月の雇用統計の発表を7日に控え、ADPの全米雇用報告が予想を大幅に上回ったことが米ドル買い材料になりました。しかし、FRBが公表した前回の金融政策を決める会合の議事要旨で、量的緩和で買い入れた財務省証券や住宅ローン担保証券などの再投資を年後半に停止する方向で議論されていたことがわかり、米ドルが上げ幅を消しました。

米ドルは対円でほぼ横ばいでした。米2年債の利回りが低下、米10年債の利回りが上昇から低下に転じました

ユーロは対米ドル、対円で横ばいでした。

英ポンドは小幅高。対円で138円台前半に上昇しました。イギリスのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)が3カ月ぶりの高水準となり、景気の先行きへの懸念が和らぎました。

南アフリカランドは反落。ゴーダン財務相を解任したズマ大統領の辞任を求める声が、与党のアフリカ民族会議(ANC)の議員からも増えました。ただ、議会で不信任案が可決される可能性は30%程度とみられています。

トルコリラは対米ドル、対円で続落しました。国民投票を控え、トルコの中央銀行が金利を含め政策を出し尽くしたとブルームバーグが伝えました。次回の金融政策委員会は今月26日に予定されていますが、政策を巻き戻すのではないかとの見方が強まっています。

カナダドルの対円相場は軟調でした。

前日に大幅安だった豪ドルは小幅反発。NZドルは横ばいでした。

「米株、下げに転じる」

5日のヨーロッパの株式相場はまちまちでした。米中首脳会談を控え、積極的な取引が控えられました。

ニューヨーク株式相場は下落しました。FRBがバランスシートの縮小に動く可能性があることが嫌気されました。大幅高から小幅安に転じました。

ニューヨーク原油相場は小幅高。終値は0.24%高の51米ドル15セントでした。金相場は0.79%安の1248米ドルで取引を終えました。

NY時間05日午後4時、東京06日午前5時時点の状況です。

[April 05, 2017]  No 031843625

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PROFILE

松島 新(まつしま あらた)氏

執筆者

昭和60年慶大卒後、テレビ東京入社。
ブリュッセル、モスクワ、ニューヨーク支局長、「ワールド・ビジネス・サテライト」担当。
平成13年ソニー入社後、CEO室、ソニー・コーポレーション・オブ・アメリカのバイスプレジデントなど歴任。
現在、金融情報サービス会社Market Editorsにて、エグゼクティブエディター(ジャーナリスト)として情報提供に携わる。ロサンゼルス在住。

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